大型作品 平野富山 敬吉 彩色金彩木彫彫刻 横綱牛 土俵入

本作は、別号の【平野敬吉】の名で制作した『横綱牛 土俵入』です。 大変大きく存在感があり、横綱牛の風格のある大型作品です。 平櫛田中氏の作品の彩色をほとんど手掛けていた本作品の平野富山氏が得意とする極彩色が存分に楽しめる作品です。 【平野富山】 1911～1989年。 彫刻家。別号 敬吉。 静岡県出身。 17歳で上京し、人形師の池野哲仙から木彫の彩色を、 彫刻家の斎藤素巌から造形の技術を学んだ。 平櫛田中の作品の彩色をほとんど手掛けている。 平野富山の着色技法は「彩色木彫」といって、 日本画と同様の顔料、同じ技法を使用している。