日本工芸会正会員 辻が花 手絞りの名匠 小倉淳史 上の紫根染 の名古屋帯

これ以上は無いほどにしっとりと柔らかく、思わず頬を寄せたくなるほどに心地よい《極上の塩瀬地》 そこには、草木染の最高峰【紫根染】によって表された、‟はんなり”と浮かび上がる辻が花文様。 最高級の染め帯をお探しの方。 また、お手持ちの塩沢御召や牛首紬、また江戸小紋や伊勢型紙の人間国宝作品に合わせる、特別上質な名古屋帯をお探しの方に、心からお勧めする逸品です。 この度ご紹介させて頂くお品は、１３０年以上の歴史を持つ京都の染織工芸‟小倉家”の五代目、日本工芸会正会員【小倉淳史】作品。 一度も締められていない【未使用品】の９寸名古屋帯を入荷致しました。 まず始めに目に映るのは、花びらや葉の一枚一枚、また虫食い跡の表現にまで用いられた、墨の細やかな筆使いによる‟隈どりぼかし”ではないでしょうか。 ‟さらり”とした塩瀬の帯地が立体的に感じられるほどの、美しいグラデーション。 華やかな印象を与える『手絞り染』の中に、これ以上は無いほどの繊細な『本友禅』が施され、見事なまでに融合した染色技巧のハーモニーを奏でて…。 商品を隣に置きこちらの文章を書いているのですが、あまりにも素敵過ぎてタイピングをしている手が止まらなくなりそう… もちろん、これ程までに上質な染め帯との出会いは滅多にございませんので、ぜひこの機会にお客様のお手元にてご覧頂き、実際にまとってみて下さい。 私が何を申し上げるよりも、圧倒的な美しさに加え、所有されることの幸せをご実感頂けることと思います。 附下や色無地・江戸小紋などセミフォーマルとの相性はもちろん、本場結城や大島紬などワンランク上の紬や小紋などのカジュアルにも素敵に合わせて頂けます。 お召しになる季節やお客様のご年齢を問うこともなく、袷のお着物にはもちろん単衣との相性も宜しいので、生涯を通じて手放せなくなるお気に入りの一品となることでしょう。 こちらの帯をお譲り下さいました方は有名呉服店にて５０万円ほどでお求めになられたそうです。 ぜひこの機会に、手絞り染の名匠《小倉淳史》作品をまとって頂き、極上のお締め心地に加え、艶やかな辻が花を心ゆくまでお楽しみ下さい。 　　　　　～鎌倉ふわり～ 【寸法】 長さ　３５８ｃｍ　　　幅　３０.５ｃｍ 【素材・状態】 正絹 新品の、大変きれいなお品です。