berwick 2875 キャップトゥ 42サイズ 初期物

berwick 2875 60528 内羽根キャップトゥ　5ホール　サイズ42 グッドイヤーウェルト製法 レザーソール&ヒール　　色: ブラック 15年ほど前に購入しました。 バーウィックが日本で認知され始めたばかりの頃で、当時は正規店はありませんでした。 近年は売れそうなデザインを真似て連発するメーカーになりつつありますが、この頃は確かな技術と良い革材、南欧スペインらしい柔らかな履き心地でしっかりとした個性がありました。 当時はイギリスのメーカーもどんどんイタリア風のシルエットに流れていくなか、トラディションだがクラシックなエロスのある絶妙なフォルムのものをラインナップしていた良メーカーでした。 似たものですとロブのロンドン版や、かつてエルメスがロブに外注していたフォーマルシューズが近いと思います。 見た目の堅牢さに反して履き味は柔らかく、締め付ける感じもなく疲れません。 中の詰め物がコルクではなくフェルト製なのだと思います。コルクの硬さ、足型がくっきりついてしまう感じが苦手な方や、長距離を歩かれる方、頻繁に脱ぎ履きされるお仕事の方におすすめです。 サイズ感は、私は普段イギリス7.5Eでタイトフィット、8Dで羽根がやや閉じるジャスト、8Eでリラックスフィットという感じです。日本サイズ25.5〜26.0くらいです。 この靴は8EEくらいに感じました。 まめにブラシかけをしよく磨いてきたので、革の状態は良いです。爪先と左ポール位置に傷はありますが、簡単に直せる範疇です。 ソールの減りは画像をご確認ください。 ヒールはまだまだ残っていますので、２年以上はこのまま履いていただけると思います。 雨の日に使用したことはありません。 メンテはサフィール・ノワールのデリケートクリーム無色のみで行ってきました。 靴墨やコバインクは使用したことがありません。 ヒール交換やラバー貼りなどをした履歴もありません。 詰め物がフェルト製のため足型がくっきり残っている、ということもないです。 コストがかかっていた頃の、良き時代のバーウィック、いかがでしょう。 ※写真のシューツリーは付属しません。